悩める僕らは素晴らしい

音楽、サブカル、ラジオ等について、経営的・定量的な視点から書いていきます。

スターバックスはもはや綺麗なタピオカ屋である

どうも 鮮烈なタイトルをつけてみたが、これには理由がある。 私はひそかに怒りを抱えている。それも随分前からだ。 では一体その怒りの矛先はどこに向いているのか。お教えしよう。 それは、スターバックスの席が狭すぎるということに対してである。 考えて…

内陸部と海岸部の保有している輸入車ブランドの違い

久しぶりの更新です。 2023年はもっと気軽にブログを書いていきたい。そう感じます。 さて今回のお題、まだ誰にも評論されていない革新的な視点であると自負しております。 どんなお題か。こちらです。 「内陸部と海岸部で、保有している輸入車ブランドに違…

スペイン音楽とスナック文化の親和性について

今回は音楽ネタです。 最近のワタクシの音楽の収集場所といえば、もっぱらyoutubeのNPRmusucというチャンネルのライブ動画「tiny desk concert」になっています。 newtcity.com オラつき感のない、フジロックに出てそうなアーティストがよく演奏しているので…

君は元経産大臣甘利明とNVANの関係を知っているか!?

どうも 今回は、何かすごい発見をしたけど、中々人に話す機会がない、そんな内容です。 甘利明というおじさんをご存知だろうか。 過去に経済産業大臣を務めた自民党の衆議院委員である。 前回の選挙では幹事長でありながら落選するというお茶目さを見せつけ…

いまさら名曲考察 andymori クラブナイト

いまさら人気でも流行りでもない曲の良さを考えてしみじみするシリーズ いまさら名曲考察。 今回はもう解散したバンド、andymoriの光というアルバムに入っている 「クラブナイト」 という曲を考えます。 光 YOUTH RECORDS Amazon www.youtube.com andymoriに…

進撃の巨人とエヴァの対比から思うこと

はじめに 巨人とエヴァの違い 時代背景の違い 他人との向き合い方の違い 解釈の余地の重要性 進撃の巨人最終話のメッセージとは何なのか エレン ミカサ アルミン 最後に はじめに 進撃の巨人の最終話を読みました。様々なテーマが盛り込まれた作品だったため…

ヴィンランド・サガ22巻 感想 考察 ラグナロク後の世界

先日ヴィンランド・サガの22巻が発売されました。ついにアニメもNHKでスタートして注目を集めている本作。今回もこのブログではこの漫画の内容について考察していきます。 バルト海戦役のテーマ 復讐と赦し ノルド戦士の最後(ラグナロク) ガルムとトル…

ヴィンランド・サガ21巻 感想・考察 ラグナロクに向けて②

先日ヴィンランドサガ21巻が発売されました。また、ヴィンサガのアニメ化も決定したそうです。注目度高まる本作品、このブログでもこれまで継続して内容を考察しているので、今回も内容の要約・考察・今後の予想をしていきたいと思います。 ※いつものよう…

キングスマン ゴールデンサークル アメリカ人を舐め腐る

ご無沙汰しております。昨日少し時間ができたのでバルト9で「キングスマン ゴールデン・サークル」を見てきました。映画館はほとんど満員。公開から結構時間がたったのに結構人気なんですね。そんなわけで今回はこの映画を観ての感想をアップします。 【米…

ヴィンランド・サガ20巻 感想・考察 ラグナロクに向けて

ヴィンランド・サガ(20) (アフタヌーンKC) 作者: 幸村誠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/11/22 メディア: コミック この商品を含むブログ (4件) を見る はじめに 20巻の要約 20巻のテーマ 復讐と許し ノルド戦士の末路 今後の展開 はじめに ヴィンラ…

サブカル糞野郎が選ぶ2017年の音楽ベスト10

超私的ランキング 10.onigiri haikus 9.Never Tahoe 8.Gap Year jautì 7.Ares covet 6.MUTEKI 大森靖子 5.HIGHLIGHT - The Very Best of Toki Asako - 土岐麻子 4.dream you up DE DE MOUSE 3.LUSH KRAKEN. 2.Degressive Fusion Fox Terr…

one ok rock が海外で評価される要因を考える

久しぶりに音楽ネタを投下したいと思います。 現在私はとある研究会で「海外で評価されているバンドの評価要因を分析する」という取り組みをしており、そこで発表した資料をせっかくなのでアップすることにしました。 今回スライドで作成したのはone ok rock…

東京ポッド許可局 なぜ応援するか論 スポーツ観戦は健全なイデオロギーの発露

最初に 10数年ぶりの野球観戦でのこと 迂闊エンターテイメント 最後に 最初に 昨日、東京ポッド許可局 なぜ応援するか論を聴きました。今回は経営に絡めた話は何もしませんが、単純に面白かったので感想をアップします。 論の中では、主にスポーツの応援に…

相対性理論「たまたまニュータウン」の歌詞は社会学的

たまたまニュータウン 相対性理論 J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes TOWN AGE アーティスト: 相対性理論 出版社/メーカー: みらいrecords 発売日: 2013/07/24 メディア: CD この商品を含むブログ (42件) を見る もう4年も前のアルバム、相対性理論の…

夜明け告げるルーのうた 感想 湯浅監督は原作物のほうが良い?

もう数週間前になりますが、湯浅監督初のオリジナル映画作品、夜明け告げるルーのうたを見てきました。大分記憶が曖昧になっているところもありますが、せっかくなので感想をアップしたいと思います。 ※ネタバレを含みます。 構成要素・テーマ等 感想 構成要…

ニコニコ超会議 超歌舞伎を見て思うこと

本日、知人と共にニコニコ超会議に出かけた。色々思うとこは多かったイベントだったが、その中で観た超歌舞伎というコンテンツに関して今回は触れたい。 ※超歌舞伎の概要に関しては下記のリンクを参照していただきたく www.chokaigi.jp 演目のテーマ オタク…

ヴィンランド・サガ19巻 感想考察 ノルド戦士の末路

ヴィンランド・サガの最新巻19巻が発売となりました。まだ発売したばかりですが、一気に読んでしまったので、感想をあげたいと思います。ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方見ない方がいいかもしれません ヴィンランド・サガ(19) (アフタヌー…

東京ポッド許可局 懐中電灯論を経営視点で考える

パタンナー論に引き続き、またしても経営から考えるべき論が公開されました。懐中電灯論です。東京ポッド許可局を今後いかに広めて行くかということに焦点を絞った真面目な内容でした。パタンナー論に続き、最近はこうした内容が増えたように思います。今回…

機動戦士ガンダムサンダーボルト 3巻考察 プアマンの奇跡

機動戦士ガンダム サンダーボルト(3) (ビッグコミックススペシャル) 作者: 太田垣康男,矢立肇,富野由悠季 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/08/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 今回はダリルを中心に描かれるため、ダリルの心情を…

機動戦士ガンダムサンダーボルト2巻 考察 挿入歌が示す登場人物の心情

機動戦士ガンダム サンダーボルト 2 (ビッグコミックススペシャル) 作者: 太田垣康男,矢立肇,富野由悠季 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/05/30 メディア: コミック この商品を含むブログ (29件) を見る 前回より大分間が空いてしまいましたが、機動戦…

東京ポッド許可局 パタンナー論を経営の視点から考える

今週の許可局はパタンナー論という回でした。 ジャンル横断論を彷彿とさせる真面目な内容でした。論としては裏方の再評価といった感じのまとまり方でしたが、個人的にはピザが高い論に続く、経営視点で楽しむ許可局回だったなと感じたので、感想を少し書いて…

機動戦士ガンダムサンダーボルト1巻 考察 挿入歌が示す登場人物の心情 

はじめに 本作品の特徴 1巻の内容の考察 ダリル イオ 一巻ラスト はじめに 機動戦士ガンダムサンダーボルト、昨年アニメ化もされた作品ですが、僕は漫画で読んだときに一気に引きこまれファンになりました。作者は「MOONLIGHT MILE」で有名な太田垣康男氏。…

サブカル糞野郎が選ぶ2016年の音楽ベスト10

いやぁ、今年もあとわずかとなりました。先日wowowぷらすとの↓の動画を観て、日本・海外の音楽の移り変わりに想いを巡らせておりましたが、個人的によく聞いていた音楽はといえば、非常に偏った内容でありました。 【WOWOWぷらすと】2016年の音楽界を振り返…

ジョジョ第四部に見る90年代の社会背景

最近、ジョジョの奇妙な冒険第四部・ダイヤモンドは砕けないのアニメ版がラストを迎えました。久しぶりに第四部を見て改めて感じたことは、やはりジョジョはその部数・パート数によって時代背景を反映した作品になっているということです。特に90年代のカル…

東京どこに住む?(速水健朗) 感想書評 商店街の実態

最近、速水健朗さんの著書、東京どこに住むを読みました。といっても、読み終わってから少し時間がたってしまったのでうろ覚えな部分もありますが、忘れないうちに感想を残すことにします。 本書解説動画リンク 本書の内容の簡単な要点確認 都市部の再定義 …

シン・ゴジラに見る日本の労働生産性の低さ

はじめに 先日、新宿バルト9のレイトショーにてシン・ゴジラを観てきました。評判通りの非常に面白い内容でした。 岡田斗司夫氏やライムスター宇多丸師匠等、通な方も軒並み高い評価をしています。しかし、僕の感想はそうした方とは少しベクトルが違います…

歌詞が音に乗っているバンド9選 東京ポッド許可局「歌詞分からない論」

11/7の東京ポッド許可局で「歌詞分からない論」というエピソードが放送されました。 東京ポッド許可局 | TBSラジオ | 2016/11/07/月 24:00-25:00 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20161108000000 タツオ局員による問題提起から始まったこのエピソード、…

音楽フェスの「閉じた文化圏」が安易な政治発言を誘発させるのではないか

はじめに 音楽に政治を持ち込むな論争とは フェス・ライブに行く人の動機と、閉じた文化圏を生み出す構造 WOWOWぷらすと 1000回記念での一幕 ロックフェスと戦争反対 3年前のちょうど今頃、僕は「音楽フェスが嫌い」というとてもネガティブな記事を書きまし…

検証!本当にピザは原価率が低いのか!?東京ポッド許可局「ピザが高い論」

ピザが高い論 原価率の検証 大手チェーン店の決算書の分析 高く感じる原因=食材のみの原価 近年競争が進みつつある宅配ピザ業界の今後 結論 ピザが高い論 先日、ワタクシが好き過ぎるラジオ番組、東京ポッド許可局にて「ピザが高い論」というエピソードがTB…

逃げられない過去 ヴィンランド・サガ18巻 感想考察

ヴィンランド・サガ(18) (アフタヌーンコミックス) 作者: 幸村誠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る 先日、ヴィンランド・サガの18巻が発売されました。ヴィンランド探索編に入ってから…