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No Longer Human

音楽、サブカル、ラジオ等について、経営的・定量的な視点から書いていきます。

サブカル層向けポッドキャスト10選  ネットラジオのススメ

ラジオ


クレジット:Juan y Diego / タイトル:Radio Nomadista / 撮影日:2010/11/06 22:35
最初に
インターネットが普及する昨今。
メディアの主戦場もネットへと移行しつつあります。
そんな中、逆に新たな可能性を見出しつつある既存メディア、
それがラジオ(ポッドキャスト)です。
ポッドキャストとは?keyword:podcast

先日NTTアド㈱がこんな記事を掲載していました。
http://www.ntt-ad.co.jp/research_publication/publication/sakigoto/sakigoto_31.html:先事新聞 vol.31 ネットはラジオの未来を変える!?

その中で、ラジオをインターネット経由で聞きたいと考えている人は4割以上も存在することがわかったとあります。

※出展:先事新聞 vol.31 ネットはラジオの未来を変える!?より

その理由は何か、同記事ではその主な理由は以下の3つであるとしています。

①好きな時間に聴くことができる
②好きな場所で聴くことができる
③『ながら視聴』が自由にできる


※出展:先事新聞 vol.31 ネットはラジオの未来を変える!?より






ネットラジオの魅力・メリット
何を隠そう僕もラジオ(ポッドキャスト)ヘビーユーザーです。
これらの、「ネットラジオを聴きたい理由」は非常によくわかります。
①に関しては、通勤時間、待ち時間、等様々な細切れな時間を使うことができます。
特に乗車率の高い電車内での読書等ができない時には、ポッドキャストは最適です。
②に関しても、①と同様です。
③に関して、これが一番大きい魅力ですが、何か作業をしている最中でも聞くことができる。
仕事中、勉強中、食事中等にも聞き続けることができます。

僕は、通勤中や食事中はもちろんのこと、風呂場でもポッドキャストを聞いています。
視聴方法は簡単で、契約を解除したアイフォンをポリ袋で防水処理して風呂場内に設置しています。
風呂場という、ただひたすら作業感にさいなまれるしかない空間に、ポッドキャストイノベーションを起こしました。

またポッドキャストの視点だけでなく、ラジオのコンテンツとしての魅力で言うと、
・テレビよりも成約が少ない為、突っ込んだ内容の物が多い
・視聴者との距離が近い為、SNS等のとの連動性が高い
 (視聴者の参画感が高い)
といった点が挙げられます。






サブカル好きに勧めるポッドキャスト10選
じゃあ、実際に聞くに値するラジオコンテンツはあるのか、ということで、
今回はサブカル好き向けポッドキャストを10紹介します。
何故サブカル向けかといえば、僕がサブカル糞野郎だからに他なりません。
※ただ、物事を小難しく考えがちなサブカル層と、時間的制約が少ないポッドキャストは相性が良いと思います。






ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルとは編集

言わずと知れたライムスター宇多丸師匠が送るTBS土曜夜からのサブカルラジオ。
「ちょっとひねった音楽情報番組」がコンセプトとされているが、
音楽以外の分野も深堀するコーナー(サタデーナイトLabo)があり、
音楽好き以外も十分楽しめる。※過去の面白かったテーマ等
また、冒頭の映画批評コーナーは人気・認知度が高く、youtubeニコニコ動画等に多くのアーカイブがある。







菊地成孔の粋な夜電波
ジャズミュージシャンの菊地成孔さんがパーソナリティを務めるラジオ。
開始当初のキャッチコピーが
菊地成孔さんのいい湯加減なしゃべりと、菊地さん自身が選曲したビューティフルな音楽で、粋な夜の電波をピピッとお届けする至福の55分間」
とされているように、菊地さんの教養あふれる話の合間にジャズを流していくスタイル。
ジャズ以外をテーマにした内容も非常に面白く、
菊地さん御用達の新宿歌舞伎町ロイヤルホスト時評、
ジャズミュージシャン大友良英さんとの薄毛トーク、
社会学者、韓東賢さんを招いて韓流音楽について語る韓流最高会議等、
一般的なラジオとは一味違うテーマが面白い。
尚、ポッドキャストでは音楽はカットされている。
2014年9月現在TBS金曜24:00から放送中。







佐藤大の±ゼロ
カウボーイビバップ攻殻機動隊エウレカセブン等の脚本で知られる佐藤大さんと、
音楽誌「FLOOR net」編集スタッフ杉山 忠之さんがパーソナリティを務めるポッドキャスト
音楽誌FLOORnetの連載『佐藤大のプラマイゼロ』と連動し、同雑誌の宣伝番組として2007年からスタート。
毎回緩い入りからスタートするも、アニメ、漫画、ゲーム、音楽等をテーマに、濃い内容の話が展開される。
また特定のテーマに焦点を当てることもあり、駅伝や団地、ナノブロック等をテーマにした回がある。
ポッドキャストにて、全話無料で視聴可能。






東京ポッド許可局
マキタスポーツプチ鹿島サンキュータツオの芸人3人が送るラジオ。
当初は自主製作のポッドキャストから始まったが、人気が出た現在はTBS金曜28時から放送中。
独特な切り口と軽快な喋りで、ライト層からこじらせ層まで楽しめる内容。
テーマも個人的なものから社会時評的なものまで幅広い。
近年様々な分野で広がるライト層やニワカ層のことを、サッカー解説者松木安太郎に準えて語る回などは、
社会学的な要素も強く、非常に聴きごたえのある内容になっている。







文化系トークラジオlife
2006年10月7日からTBSラジオで放送されている生放送のラジオ番組。
現在は隔月一回間隔で放送中。
ラジオ放送だけでなく、ユーストリームでも放送中。

サブカルチャー分析を通じた社会時評がテーマ。文化系サークルの部室のような楽しさを追求する番組。番組サイトではPodcastingで本編と外伝が公開されている。
ロゴ、イラストは、漫画家の浅野いにおが担当。
wikiより引用

社会学者、鈴木謙介さんを中心にIT、出版、カルチャー等を得意分野とするゲストが数多く出演する。
この番組出演から知名度をあげた若手論者は多い。






session-22
TBSにて平日22:00より放送中。
本番組の前番組『ニュース探究ラジオ Dig』(以降「前番組」とする)でパーソナリティのひとりを務めた荻上チキをメインキャスターとする番組。
荻上が提唱するポジティブな改善策の提案、いわゆる「ポジ出し」の思想をベースにして、「任せて文句を言う」のではなく、「引き受けて考える」ためのヒントを提示する、新しい時代のニュース情報番組を目指す。
この番組ではテーマやニュースに合わせて「探究モード」「バトルモード」「わいわいモード」などと、柔軟に形式を変化させながら、番組を進行していく。
wikiより引用
政治経済から文化カルチャー的内容まで幅広く、内容はまとまっていて非常に理解しやすい構成になっている。







ラジオ版学問のススメ
JFNポッドキャストにて配信中。
各分野に精通する専門家をゲストに、特定のテーマへの内容を掘り下げる。
パーソナリティは蒲田健さん(いい声)
ゲストの専門分野は幅広く、個人的には小説家などがゲストの際が面白いと感じる。、
平野啓一郎さんがゲストに来た際は「分人」に関しての内容を補強するもので、面白かった。






ジェーン・スー 相談は踊る
作詞家、コラムニスト、「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」などの著書で知られる、
ジェーンスーさんがパーソナリティを務めるラジオ。
TBS毎週土曜19時より放送中。ポッドキャスト配信有。
ジェーンスーさんと週替わりの代行MC(主にアナウンサー)により進行する。
基本的には女性の悩みに関する内容が多く、笑いも交えながら悩み相談に乗っていくという内容だが、
悩みへの回答は男性でも共感できるものが多く、男女ともに楽しめる内容。






たまむすび
TBSにて平日13:00より放送中。ポッドキャストでダウンロード可能。
パーソナリティは(月 - 木)が赤江珠緒(金)小林悠が担当。
番組進行には毎週パートナーがおり、
月曜日 - カンニング竹山
火曜日 - 山里亮太南海キャンディーズ
水曜日 - 博多大吉(博多華丸・大吉
木曜日 - ピエール瀧電気グルーヴ
金曜日 - 玉袋筋太郎浅草キッド
となっている。
番組内には様々なコーナーがあり、中でも火曜15:00からの映画評論家、町山智浩さんの映画紹介コーナーは、
映画好きには有名である。





最後に
こうしてみると、選んだもののほとんどがTBSラジオでした。
やはりTBSラジオは内容的にとがった物が多いことを改めて感じます。
基本的にラジオを聴く人は音楽を聴くためと言われていますが、
ポッドキャストでは著作権の関係で音楽はカットされることが多い為、
こうしたトークの内容を聞きこむタイプのものが人気が出る傾向にあります。

先日ネットで既存のラジオが聴けるサービス、radikoがエリア制限フリーのサービスを始めて話題になりましたが、
これを契機に、ポッドキャストを含めラジオというメディアが再評価され、より一層の盛り上がりを見せることを期待しています。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1407/14/news124.html:エリアフリー聴取は需要あり――「radiko.jpプレミアム」会員が3カ月で10万人を突破