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No Longer Human

音楽、サブカル、ラジオ等について、経営的・定量的な視点から書いていきます。

Gのレコンギスタ 9話迄の感想 月側の思惑

アニメ考察

 

 

ガンダム Gのレコンギスタ  1(特装限定版) [Blu-ray]

 

ガンダム Gのレコンギスタ

富野御大将の新作。

かなり詰め込み過ぎな感じがある本作だが、9話で結構全体像が見えてきたので、ここまで話の整理用に作ったメモと感想を載せることにする。

 


話の全体像

・基本的にこの話は、月(旧人類)の住人が地球を再び住めるようにし、そこを再び征服=レコンキスタするという話。
・キャピタルタワーは地球再生のために月が建造した物。地球人は地球再生のために労働させられていると捉えられる。
・話のテーマはエルゴプラクシーにとてもよく似た作品。エルゴも、荒廃した地球に一部の人類を残し、長期間かけて環境改善を行わせ、かつて地球を脱出した人類が戻ってくるという話だった。

 


Ergo Proxy|エルゴプラクシー

 

 

9話までに分かってきたこと


・ベルリ、アイーダ、ラライヤは月の人間?

・3人はGセルフを動かせること

・1話でカーヒルがレーダーを通してベルリとアイーダの共通点(目が赤く反応する)を発見している事
・ラライヤも8話?で鳥の姿を見たとき「本当は目は赤い」とのセリフがある点 

・ベルリは養子である点。ベルリのの母は9話でベルリとアイーダに共通項を感じる。※(アイーダもHPキャラ紹介に秘密があると記載があり、これも養子=月の人間ということでは?でないと軍人の娘で姫というのは腑に落ちない)
これらの点から、この3人は元々月の住人ではないかと推測できる。

アイーダとベルリの本名って案外レイハントンなんじゃないか


  

 

月側の思惑について

クンパ大佐

・「地球人は絶滅していい動物に入るな」という発言で分かるように、彼は月側(再征服する側)の人間である。そして、この発言から、月側は現地球人とは共存を目的としておらず、あくまで地球再生のための道具としてしか捉えていなかったことがわかる。※ターンエーとは違う部分

 

・法王

・アーミィを黙認していること、キャピタルタワーは月が建造したもの、という事を考えれば、法王は月側の人間であり、地球再征服のため、クンパ大佐と協力体制にあると考えていいはず。(ラライヤの存在も序盤で既に把握しているようだった)
・ノレドに必要以上に話しかけている。そして、姓が「ナグ」でノレドと法王は共通している。ノレドが被っている帽子も、法王と同じスコード教のもの。これらから、恐らくノレドはベルリの監視役なのではないかと想像した。だから、わざわざ公式HPキャラ紹介でもベルリに好意があるとはっきり書いているのでは?。好意があるという動機があるから、常にベルリを監視する位置に存在(監視)する理由になる。法王が「健やかに云々~」と一一話かけるのは、しっかりと監視できているかという確認(強引すぎな解釈かw)。

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※OPのこのシーン、何かノレドに不信感を抱いているように見える。

 

ベルリが養子として運行長官に預けられたのも、月側の意向をもっとも汲む人間として選ばれたのではないか。
・アーミィ黙認は再征服をスムーズに行うための下準備とも言えるのでは?
(クンパ大佐は序盤、「各国の政治情勢に助言する」と言っている。各国を月の意のままに動かすという意味ではないか)

 

 

・キャピタル・アーミィ

・クンパ大佐が作ったもの、つまり地球再征服が上手く進まなかった場合の武力制圧用の軍。
・となれば、このキャピタルアーミィも月側には道具でしかなく、利用価値がなくなれば排除される側ではないか
 

・月からの脅威

 レコンキスタのことですよね、多分


・カーヒルとデレンセン

・序盤、両者ともに割とあっけなく戦死してしまった。この二人の戦死は、ベルリがアメリア・キャピタルタワー双方のために行動せざるを得なくなったという、動機づけの為に必要なシーンだったのだと思う。デレンセンは特に残念。

 


スコード教

・キャピタルタワーの重要さを訴える宗教。科学の発達をタブーとして禁じた。つまり、月側が、地球を再生させる為に作った、人心統制の為の宗教。

ということは、スコード教の幹部は宇宙側の人間の可能性が高い。人々を思考停止させ、地球再生だけに邁進するようにしている
・キャピタルタワーを神聖視させる=地球再生の連絡網を破壊しないため
フォトンバッテリーの受け渡しもカシーバ神輿を使ってブラックボックスにすることで、真相を探ることを抑止している。
・これは傲慢だけでなく、宇宙世紀の戦争の歴史の教訓でもある、との話だが、、、


・そもそも宗教って

 宗教とは元来、人々の意思や行動を統制されるツールとして利用されてきた。
例えば、キリスト教は自殺を禁止しているが、それは厳しい環境の中必要な労働力を維持する為だったとも言われている。
 また、イスラム教は犯罪行為に対する刑罰が重い事で知られているが、これは砂漠で犯罪に有った場合(窃盗など)軽犯罪でも死に繋がる恐れがあった為、刑罰が重くなったという説がある。
 宗教の決まりごとは、其々の地域特有の社会をスムーズに回すために作られたものが多い。そして、Gレコにおけるスコード教は、月の住人にとって地球を自分たちが住みよい環境に整備されるよう、地球人を働かせる為に作られた宗教である。

 


・気になるところ

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・気になるところだらけだが、個人的に一番気になるのは、クンタラに関してである。事あるごとに登場人物がクンタラであるかどうかは強調されている。今後の話に、クンタラという階級・格差要素はどう活かされていくのか、富野御大将の意図がとても気になる。
・本作品は子供向けとのことだが、これを子供に理解させるのは難しいんじゃあないかとも思う。

 

 

その他

メインヒロインはマニィで決定だと思います。